職員室に居場所があればなんとかなる

ある友人は、小学校で働いています。

 


昨年度、学級崩壊を主な理由として休職した先生に代わり、そのクラスの担任になったそうです。

 


ほどなくして、その友人も精神的に参ってしまい、精神疾患の診断を受けました。

 


それを教頭に報告すると、「医者に行けば、そのように診断されるに決まっている。なんで行ったんだ。」と言われたそうです。

 


まず、気軽に相談できるような環境や関係ができていればここまで深刻にならなかったでしょう。深刻になる前に対処できたはずです。

 


というよりも、そもそも、苦しんでいる教員仲間によくもまあそんな言葉をかけられたもんです。どんな労働環境だったかがこの言葉からうかがえます。

 


その友人が先輩教員とどのような関わり方をしていたかわかりませんが、孤独の中で踠いていたようです。

 

 

 

 

 

 

研究室で西川先生とお話した時に「先輩が若手をよいしょすることで、若手は張り切って働けるし、何よりも、それによって先輩教員自身も楽になる。」と仰いました。

 


自分の少ない経験からも言えますが、多少のミスには目をつぶり、いつでも相談して良いよという空気を持った先輩のそばでは、楽しくのびのびと動けます。成長も早いと思います。

 


これから先輩という立場になった時は、心に留めておきたいです。

 


さらに、自分が後輩の時には、可愛がられる後輩になることで、自分を守りたいです。